ウルトラスーパーフルアーマーヘビーデラックススサノヲ

本メガミは長引く戦争によって疲弊した戦線を打開するため、急遽投入された「最終決戦メガミ計画」の集大成である。
限界以上の性能を引き上げる為、スサノヲ、スサノヲレガリア、スサノヲ紅蓮、スサノヲ蒼炎を融合させるというプランが採用され、「虚神オロチ」との最終決戦において投入されたスサノヲの最終形態である。

動力源はエターナルアビスコンダクターであり、これは「アビス（深淵）」のエネルギーを引き出す装置で、時間と空間の法則を一時的に歪める事で物理法則を超えた莫大なエネルギーの放出が可能。
しかし大出力のエネルギーを放出し続けた場合はオーバーヒートを引き起こしリミッターコアが機能停止する。これによりメガミは強制シャットダウン状態に陥る。

スサノヲ紅蓮由来の超高温能力を強化した「絶対高温」とスサノヲ蒼炎由来の超低温を強化した「絶対零度」を操る事が出来る。超自然発火能力と超自然氷結能力を持っており、周囲の物質の原子と分子を操り対象メガミを即座に蒸発、もしくは瞬間氷結させる事が可能。
また全身から常に放出されている赤と青の炎により、紅蓮の炎と蒼炎のオーラが混ざり合い機体の輪郭が歪むという超常現象が発生する。並みのメガミなら近づくだけで発火炎上、もしくは氷結する。
格闘戦面においても非常に強力で、両手に装備された天叢雲剣（アメノムラクモノツルギ）と十束剣（トツカノツルギ）強化型により近接戦闘においても無類の強さを誇る。（しかし上述した超自然発火能力と超自然氷結能力により戦闘の決着がつく為、近接戦闘に至る事はまずない）
防御面においてもグラビティコントロールユニット1機とグラビティコントロールユニット改2機を同時可動させる事で高重力子湾曲フィールド形成し、一種のバリアシステムである「嵐神重壁（らしんじゅうへき）」の展開が可能。

本機は「一騎当千」をコンセプトとする最終決戦用メガミであり、圧倒的な火力と制圧能力により単機で戦局を変えうる存在としての性能を獲得している。
なお非常に強力な性能を誇ってはいるが、稼働時間は3分と極めて短く、機動性や隠密性は並みのメガミと比較しても格段に劣り、実戦用メガミとしての信頼性には欠けている。
その上ただでさえ強力なメガミであるスサノヲ4種を融合させた事により人格が不安定になっている為常に暴走のリスクがあり、また上述した絶対高温と絶対零度の扱いには細心の注意が必要となり一歩間違うと地球や近辺の惑星が蒸発ないし氷結する恐れがあるという致命的な欠陥がある。

使用パーツ
・スサノヲ・スサノヲレガリア・スサノヲ蒼炎・スサノヲ紅蓮・バレットナイツのRランナー